書学院第48回卒業式

卒業式

木々が一斉に芽吹き、緑が眩しく感じられる令和4年4月30日(土)、神田書学院にて卒業式を挙行いたしました。

令和3年度卒業式は、未だ続く新型コロナウイルスの影響もあり、謝恩会は中止とし、式のみを神田書学院にて執り行いました。

書道師範科、ペン師範科それぞれの全課程を修了、卒業試験に合格された76名の方々が晴れて卒業を迎えました。卒業式には大阪からの2名を含む56名の方々が参加されました。

卒業証書授与

正面には第48回書学院卒業式のサインボードが掲示され、松樹千年の翠とばかりに松の盆栽が卒業生の前途を祝し、見慣れたはずの教室が卒業式の厳かな雰囲気に包まれました。

はじめに卒業証書授与が行われました。書道、ペンそれぞれⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期と修了期ごとに全員の名前が読み上げられ、各期の代表者が書学院院長石橋鯉城先生より、卒業証書を授与されました。続けて、卒業書作展の優秀者表彰が行われ、岡田恵美さん、吉澤真由美さん、藪田あゆみさんが書学院院長賞を受賞されました。





書学院院長賞を受賞した岡田恵美さん、吉澤真由美さん

式辞および卒業生代表謝辞

石橋鯉城院長による式辞では、書学院の創立者である石橋犀水先生の教えに触れ、「今日、皆さんは卒業式を迎えたわけですが、書道入門の基礎ができたということです。書学院で学んだ、書道を学び通すという気持ち、先師を敬って勉強する気持ち、書友の大切さを思い出しながら、生涯学習として書の道を歩んでいただきたいと思います」と激励の言葉を贈られました。

卒業生を代表して書道師範科・山田賀子さん、ペン師範科・濱田愉子さんが謝辞を述べられました。ご自身の体験、苦労、書友との励まし合い、ご指導いただいた先生方への感謝、そして今後の精進の気持ちを、率直な言葉で語られました。


石橋鯉城院長による式辞


卒業生代表謝辞 書道師範科 山田賀子さん


卒業生代表謝辞 ペン師範科 濱田愉子さん

「仰げば尊し」斉唱

最後に、先生方へのご恩と、共に卒業を迎えた書友との思い出を胸に、全員で「仰げば尊し」を斉唱し、卒業式は恙なく終了しました。





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