受講者の声

書道師範コース
A・Tさん 


 当初は、子どもの頃好きだった書道をもう一度学びたい、依頼されたデザインの仕事に役立つように、という思いでしたが、共に学ぶ仲間と出会い、実力のある先生方に学ぶうちに、書の美しさ、素晴らしさに改めて気づくことができました。
 この2年間で、当初は書き方すらわからなかったものも、練習を重ねることにより何とか形にできたりと、確実に身についてきていると今感じていますが、同時にまだ入り口にやっと立てたばかりという思いでもあります。
 また、今後指導もしていきたい(書の文化を伝えていきたい)と考えており、師範試験の設問は、自身の姿勢や必要な知識を今一度考える大変有意義なものでした。
 授業を通して、一つのものに真摯に向き合う姿勢、継続することの大切さと、人生において大切なことを教えていただきました。



書道師範コース
T・Oさん

 これまで与えられた課題をお手本を見て書くことしかしてこなかったが、書学院で学び始めてからは、書の歴史なども学習することにより書くことが、一層楽しくなった。
 また、専攻Ⅳでは初めて聯落に挑戦した。題材選びから紙の選択まで自分で考え、作品をつくることの難しさを実感した。それによって、美術館や展覧会を見に行った時の、作品の見方が変わったように思う。多くの課題に取り組み、自信にもつながった。今後も書学院で学んでいきたいと思う。


書道師範コース
H・K さん

 「廻碗法」「様々な書風」「古典の臨書」「作品つくり」。私が書学院で知ることができた書の世界です。
 鑑賞する面白さから書法を学び、筆を持つことがとにかく楽しい日々でした。起筆・収筆・俯仰法など、古典により特徴が違うことが興味深く、自運で書く時もそれらを意識して書くことを教えていただきました。
 卒業制作では苦手な書体に挑戦したのですが、どのように構成したらよいのか、また技法についても悩みました。不完全での提出が少し心残りなのですが、あの時の感情も書学院に入って知ることが出来たことだと思っています。熱心に指導していただいた先生方、書を通じて出会えた仲間に感謝し、この2年間で学んだことを再確認しながら学びを続けたい所存です。


書道師範コース
М・Tさん

 経験豊富な講師の先生方に直接ご指導いただけたことが自分の力になりました。特にかなは、筆の持ち方から丁寧に教えてもらい、美しいかな文字の魅力に惹きつけられました。
 授業は古典に則したカリキュラムで、ほぼ初心者の私でもわかりやすく取り組め学びやすかったです。不二の段級があがらず苦しかった時期、「楽しく書いてみたら…」という先生の一言でリラックスし、今まで以上に大胆に書けてうまくいった事を昨日のように思い出します。
 仕事をしながら授業を受け、作品を提出し、時間も体力もない中で様々な葛藤がありました。しかし、「書友達」に励まされ、愚痴を言ったり聞いたり、笑ったり悩んだりと、学生時代に戻ったように、素敵な友と出会い、素晴らしい時間を過ごせました。
 書道の楽しさ、美しさ、素晴らしさを知らない人達へ知ってもらいたいと思いました。これからも精進していきます。


書道師範コース
E・Yさん

 私が書学院で学習したことの中で、特に感じたことは2点あります。
 1点目は、「技術の習得には、正しいインプットとそれを基にした反復練習が必須である」ということです。知識を取り込むだけでなく、それを筆に落とし込めるようにするには、千字文のような多数の文字を書く鍛錬が必要で、
逆に、なんとなくのインプットで練習を続けても正しく習得したとは言えない、ということを感じました。
 2点目は、「個性は強固な基礎の上に存在する」ということです。書学院では臨書も創作も経験しました。創作の場合、一つの作品として個性を出す必要がありますが、それは必ず臨書による基礎が土台となっています。制作者それぞれの魅力が発揮されるには基礎固めを怠ってはならないことを感じました。
 書道を教える立場になった際には、この2点を特に意識したいです。


書道師範コース
K・Kさん

 楷書からかな・隷書まで、段階を踏んだカリキュラムで、筆の持ち方や墨のすり方、道具の選び方など、基本的な事から作品づくりに至るまで、短い期間の中で多くの事を学びました。
 特に、かなについては、新しく学ぶことばかりで新鮮でした。かなの卒業制作作品が完成した時には、「かなに苦手意識があった自分にも、こんな大作に取り組めた!!」という喜びと達成感がありました。
 楷書・行書・草書の千字文を書いたこともとても学びが多く、短期間であれだけの量を書いたことはなかったので、だいぶ上達したと感じています。
 先生方には毎回熱心に、時には笑いを交えながらご指導いただき、大変感謝しております。


書道師範コース
M・Kさん

 書学院で得た学びは数えきれないほどありますが、一番思い出深いのは、墨色についての学びです。それまで何も考えずに墨液を使っていた私にとって、墨の濃淡やちょうどよい墨色とはどのようなものかを習得することは、大変難しいことでした。美しい墨色は一体どのようなものかを知る為に、様々な書道展に足を運んだりもしました。
 そんな私が千字文大会で入賞し、墨色を褒めていただけたのも、すべては何が良くて何がダメなのかを一から教えてくださった書学院の先生方のおかげです。本当にありがとうございました。


ペン師範コース
K・Yさん

 母の介護をしながら学習を始めたため、卒業までこぎつけるかどうか不安でしたが、ペンをとり、課題に取り組むことで心が落ち着き、生活にメリハリも生まれました。「ぺんの力」や講義の課題を通して、学べば学ぶほどペンならではの表現や味わいを知り、その奥深さにどんどん引き込まれていきました。今では私の生活になくてはならない「潤い」となっています。
 基礎Ⅰ・Ⅱでは、これまで培ってきた自分の文字をゼロにし、先生に一文字ずつ、ノートが真っ赤になる程添削していただきましたが、今までの常識が崩れるような衝撃を受けました。まさにその衝撃こそが私の学びに原動力になりました。
 専攻では、実用的な書式、古典の臨書など様々な課題に取り組みました。卒業制作では、思うような作品ができず一晩中書き続けたこともありました。必死に古典と向き合い、改めて日本の歴史の中で「文字を書き記すこと」「書を愛する心」がいかに大切にされてきたか、心の安らぎを与えてきたか、ということを感じました。


ペン師範コース
E・Fさん

 「ぺんの力」の福原先生のお手本を見て、こんな美しい字がかけるようになりたいと思い、師範科をスタートしました。
 つけペンも初めて使用し、福原先生には基礎から詳しく丁寧にご指導していただきました。ただ書いていた文字に、型やルールがあり、それを学べたことはまさに目からうろこが落ちたようでした。
 専攻では、行・草・変体がなも学び、書道においてもとても役に立つ知識を得ることが出来、ペンを学んでよかったと思いました。
 小島先生には基礎Ⅱのみ教わりましたが、先生の美しい文字に感動し、とてもわかりやすい授業でした。
 駆け足の2年間でしたので、これから自ら学習を深めていきたいと思います。ありがとうございました。






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