卒業式
2025年4月26日(土)
書道師範科、ペン師範科、篆刻科それぞれの全課程を修了、卒業試験に合格された66名の書学院受講生が晴れて卒業を迎えました。
卒業式には、全国から名が参加されました。本年度は如水会館での挙行となりました。
定刻が近づくと、華やかな装いに身を包んだ卒業生が集まり始め、徐々に式の雰囲気は高まり、久しぶりに会う書友との話も弾み、笑顔の花があちらこちらで咲いていました。
師範科でご教授いただいた講師の先生方、卒業生もそろい、時間通りに卒業式が始まりました。
卒業証書・師範免許状授与
はじめに卒業証書授与が行われました。書道、ペンのⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期と修了期ごとに全員の名前が読み上げられ、各期の代表者に卒業証書を授与されました。続けて、師範試験合格の証しである免許状・標札が、代表者に授与されました。
卒業書作展の優秀者表彰では、5名の皆様に書学院院長賞が授与されました。

卒業証書授与 ペンⅢ期
式辞・卒業生代表謝辞
続いて石橋鷹和校長先生より式辞を賜りました。
「卒業おめでとうございます。2年間大変だったことと思います。卒業は英語で”はじまり”の意味、新たなスタートに立った皆さんには、これからも学芸道の精神をもち、日本の伝統文化としての書道の普及の一助を担っていただきたいです。」と卒業生の皆様への労いの言葉とともに、温かく力強いエールとなるお話をいただき、卒業生一同、熱心に聞き入っていました。
卒業生を代表して書道師範科、ペン師範科よりそれぞれ1名ずづ、謝辞を述べられました。書学院での学びで得たもの、講師の先生方への感謝、そして今後の精進の意気ごみを、率直な言葉で語ってくれました。
「仰げば尊し」斉唱
最後に、先生方へのご恩と、共に卒業を迎えた書友との思い出を胸に、全員で「仰げば尊し」を斉唱し、卒業式は恙なく終了しました。
卒業生の皆様、本日は誠におめでとうございます。
